海外の安価な製品の影響を受けたり、現代のライフスタイルに合わなくなってしまったり、
地場産業が窮地に追い込まれている例も少なくありません。
何か変革しようと活動をしていても、既存のメンバーで話し合っているため、
今まで積み重ねてきた経験や実績・歴史に目がいってしまい、
自分たちを取り巻く課題にまっすぐに取り組めなくて、
新しい視点や事業が生まれにくくなってしまうのです。
未来につなげる地場産業のブランディング。
伸び悩んでいる、または衰退してしまっている地場産業が生まれ変わるためには、
「新しい地場産業の姿」をつくりあげることから始めます。
「新しい‥‥」と言っても、何か面白い企画やアイデアを持込む手法ではありません。
これらは、プロモーション企画などでは効力がありますが、継続的・発展的な事業を
推進するためには、不向きであることが多いのです。
実は、生まれ変わる「元」は、地場産業の中に眠っているのです。
その地域の地場産業が培ってきた、技術や品質、歴史、人、地域特性などなど、
「客観的な視点」で、あらゆる角度から見つめ直すことで、
これからの時代に通用する「キーワード」が見つかります。
この「キーワード」は、地元の皆さんが心の中で感じていても、
これからの時代の新しい「切り口」として表に出てこないことがほとんどなのです。
この「キーワード」「切り口」を見つけ出し、新しいコンセプトとしてつくり直すことで、
世界に通用するコンセプトや戦略が生まれ、地場産業のブランディングにつながることもあります。
[地場産業のブランディングプロジェクト]
1、地場産業の全体を見渡し、あらゆる角度から課題を見つけ出します。
2、皆さんと一緒に、コンセプトワークをおこない、ブランドコンセプト、戦略を導き出します。
3、ブランド戦略に基づき事業を組立てます。(策定した戦略によるため下記の全てが必要とは限りません)
ブランドマーク
ブランドプロミス
商品開発(ブランドライン)
ブランドコミュニケーション
ブランドプロモーション
etc
まず最初に、産地のお話をお聞きします。
などなど、地場産業を取り巻く環境についてお聞きします。
そして、お聞きした概要を元に、プロジェクトのご提案をいたします。
※ここでのご提案は仮説であるため、このご提案が全ての「解答」ではありません。